2013.03.05
新島龍彦
黙読の声 読書体験を変える表現の考察
多摩美術大学 美術学部 情報デザイン学科 情報デザインコースの新島龍彦さんに卒業制作をご紹介いただきました。
- 用紙
- ヘリオスGA ホワイト 四六判Y目 110、135kg
ニューカラペ レッド 四六半裁判Y目 9kg ※「ニューカラペ」は「tカラペ」に切り替わりました
- 用途
- 卒業制作
- 選んだ理由
- ある時、自分は文章を読みながら言葉を頭の中で音声化している事に気がつきました。男の登場人物は男の声で、語り部の声は文体や作者によって変化しています。黙読の声とはその頭の中に想起される声の事です。この製作では、普段意識される事のない黙読の声と言う「読み方」を意識させる事で、「読む」という行為そのものに変化を与えたり、これまでとは異なる側面から文字とデザインの関係を考えていく事を主題とし、幾つかの作品を制作しました。
改行のない小説や、様々な書体や大きさの詩集など、文字以外の要素を極力用いないことにこだわったので、紙もおとなしめで素材の良さをしっかりと感じれるヘリオスを選びました。全体の印象を統一するために全ての本にヘリオスを使用、ニューカラペは本文を包む紙としてして使用しています。(新島龍彦さん)
- 印刷加工
- 手製本
- デザイン・制作
- 新島龍彦
- 関連イベント
-
多摩美術大学情報デザイン学科情報デザインコース卒業研究制作展「つながりのかさなり」
- 会期
- 2013年3月8日(金)~10日(日) 10:00~18:00 (初日12:00から、最終日16:00まで)
- 会場
- 浅草橋 HULIC HALL
東京都台東区浅草橋1丁目22番ヒューリック浅草橋ビル2F