2013.03.09
伊東友子
もじのうまれるところ
多摩美術大学 大学院 美術研究科 デザイン専攻 情報デザイン研究領域の伊東友子さんに研究制作をご紹介いただきました。
- 用紙
- 冊子
アラベール スノーホワイト 四六判Y目 130kg、160kg
作品
NTラシャ 白 四六判Y目 100kg
- 用途
- 研究制作
- 選んだ理由
- 冊子「もじのうまれるところ」は自筆の文字とエッセイから、言葉の生まれる瞬間を考える作品です。私自身が日記の中で書いた肉筆文字を採取し、フォントを制作しました。そこから文字の形と意味との関係性について考察しています。研究制作展では、冊子の内容をプリント作品へと展開して展示をしています。
プリント作品にはNTラシャを使用しました。肉筆文字が普遍的に備え持つ懐かしさを感じ取ってもらうためには、暖かみを持ち、長く様々な場所で愛用されている紙がよいと思ったからです。冊子の表紙にはアラベールを使用しています。しっとりした手触りが、エッセイの私的な内容と合っていることからこの紙を選択しました。(伊東友子さん)
- デザイン・制作
- 伊東友子
- 関連イベント
-
多摩美術大学大学院情報デザイン研究領域 研究制作展2013
- 会期
- 2013年3月5日(月)~10日(日) 11:00~20:00(最終日15:00まで)
- 会場
- The Artcomplex Center of Tokyo B1F artcomplexhall
東京都新宿区大京町12-9