2013.03.15
嶋田瑠美子
PAPER PLANET
多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン学科の嶋田瑠美子さんに、卒業制作をご紹介いただきました。
- 用紙
- ホワイトピーチケント 四六判T目 90kg
- 用途
- 卒業制作
- 選んだ理由
- 紙は平面的な素材だが、加工すると立体となる。そして立体となった紙が光を受けた時の美しさもまた、紙の特性だと考えている。ただの立体作品制作ではなく、紙の造形変化と光を利用して、紙の美しさをより引き出すことがこの作品の狙いである。光の影響を考慮して画面構成をし、全部で4種の動物(フクロウ、シャチ、ペンギン、リス)を表現した。光を利用した写真表現。立体物の平面化。
今回素材として、光を受けた時に滑らかで美しい影を落とすケント紙を選んだ。 タイトル文字に使用しているホワイトピーチケントは、特に細かい作業で重宝した。手に馴染む質と厚みの紙でとても扱い易く、1文字1文字隅々まで思い通りの線を描くことを可能にした。(嶋田瑠美子さん)
- デザイン・制作
- 嶋田 瑠美子
- 関連イベント
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2012年度多摩美術大学美術学部卒業制作展・大学院修了制作展