2015.10.19
アトリエここるぴあ
スケジュール帳
名古屋の個人工房「アトリエここるぴあ」で和紙を漉き、その紙を使って本や照明など制作されている佐治直子さんにご用途をおしえていただきました。




- 用紙
- 本文
風光 四六判Y目 90kg
表紙の裏
里紙 とび 四六判Y目 170kg
表紙の芯
マーメイド 銀鼠 四六判Y目 350kg
- 用途
- スケジュール帳
- 選んだ理由
- まず新製品の紹介で「風光」という名前が素敵だなと興味をひかれました。
風のような軽さと柔らかでしなやかな手触りと、どのペンでも書きやすいところが気に入って選びました。いろいろ試しましたが、糊づけなどの加工後の仕上がりが一番綺麗でした。
表紙の和紙の柿渋の色と合う紙を探していたところ「里紙」のとび色にたどり着きました。
「マーメイド」は実は表紙の表側の芯に贅沢に使っています。他のボール紙などの厚めの紙をいろいろ試しましたが、この紙の厚みや和紙に透けた時の色、しなり具合が一番良かったです。スケジュール帳の開閉に関わるところで、見えないところですが大事な役割をお任せしています。
表紙は自分で漉いた国産楮100%の和紙を柿渋で染め、シワ加工をして革製品風に、中のカレンダー部分は蛇腹に仕上げ、広げて数カ月分を見られるようにしています。(アトリエここるぴあ 佐治直子さま)
- 印刷加工
- 表紙 手漉き、柿渋染め
本文 インクジェット(顔料)
- デザイン・制作
- アトリエここるぴあ 佐治直子
- 価格・販売店
- 販売店
iichi、Creema、ハンズギャラリーマーケット