2015.12.14
本づくり協会
活版クリスマスカード
NPO五つのパン、製本の美篶堂、活版印刷の嘉瑞工房他が中心となって、本づくり文化、技術継承の活動をサポートする任意団体「本づくり協会」さんにご用途をおしえていただきました。
- 用紙
- カード
羊皮紙 あい、雪 四六判Y目 160kg
中紙
スピカレイドボンド 888×625mmY目 41.5kg
封筒
パミス 白 四六判Y目 120kg
- 用途
- 青と銀のインクを用いて活版印刷を施した、二つ折りのクリスマスカード
- 選んだ理由
- 聖夜に雪が積もるイメージを嘉瑞工房の高岡昌生先生がデザインしてくださいましたので、紺色の紙をさがしていました。テクスチャーのある羊皮紙はコンセプトにぴったりでした。また色名の「あい」と「雪」もクリスマスカードにふさわしいかとセレクトしました。(美篶堂 上島さん)
使用書体はNEULAND(ノイランド)、1923年にドイツで生まれた金属活字書体です(デザイナーはルドルフ・コッホ)。木に彫ったような無骨な感じの書体ですが、暖かみがありクリスマスにはピッタリに思えて採用しました。小文字はなく大文字だけの書体です。ツリーはオーナメントを使い、雪の積もった感じを表現するために、罫線をたたいて不規則な感じを出しました。(嘉瑞工房 高岡さん)
- 印刷加工
- 活版印刷
- デザイン・制作
- 嘉瑞工房