2021.09.15
星素子
活版作品「エアハグ」
現代美術家(言葉アーティスト)の星素子さんに、ご用途をおしえていただきました。
- 用紙
- 竹はだGA 四六判Y目 220kg
- 用途
- 活版作品
- 選んだ理由
- 言葉にするとこぼれおちてしまいそうな多様なイメージを、循環する詩型をもちいた言葉アート「素ことば」として表現し伝えることを長年試みています。この作品は、人と人との距離やコミュニケーションが変容していくコロナ禍の日々の中で生まれました。タイトルは、エアハグ。そうした漢字の視覚詩を活版活字で刻む紙として、しぜんな風合いが余白に情緒的にあらわれる「竹はだGA」を選びました。
2021年の秋、群馬県立館林美術館で「たてびレポート―開館20周年を楽しむ展覧会」の出品作家として星素子展示『館林バトン&エアハグ』が開催されます。展示では参加型アート《館林バトン》のインスタレーション作品のほか、コロナ禍での探究から生まれた新作シリーズ《エアハグ》や、「言葉アート」作品を、公開制作を交えて展観します。また、この作品を含めた新旧の活版作品カードはミュージアムショップでもお取扱いいただきます。大切な方へのコミュニケーションツール(紙のはがき)として使っていただけたら嬉しいですね。(星素子さん)
- 印刷加工
- 活版印刷
- デザイン・制作
- 星素子(SunFaceJapan.)
- 関連イベント
-
「たてびレポート —開館20周年を楽しむ展覧会—」
- 会期
- 2021年9月18日|土|―11月7日|日|
- 会場
- 群馬県立館林美術館 展示室1~4
※星素子展示『館林バトン&エアハグ』展示室1
群馬県館林市日向町2003 map
- 概要
- 開館20周年をアートで楽しむ群馬県立舘林美術館の企画展。言葉アート(視覚詩)を開発し芸術表現を開拓する星素子さんは、小中学校ワークショップ授業や地域の方々から集めた素材をもちいて制作したインスタレーション作品を発表し、新作の公開制作も行います。会期中は参加可能で、ワークショップも10月3日に開催される予定です。
- 詳細
- 館林美術館ホームページ