2024.09.04
上浦佑太
作品「paper relief 2308」
上浦佑太さんに、紙で作った四角錐のユニットで構成された作品についておしえていただきました。
- 用紙
- NTラシャ グレー70、黒 四六判Y目 210kg
- 用途
- ペーパーアート作品
- 選んだ理由
- 「NTラシャ」はフラットな質感でありながら光の反射は柔らかく、ソリッドな形を表現しても無機質になりすぎないところが気に入っています。今作は暗さの近い2種類の紙(黒とグレー70)で構成した四角錐をユニットとし、頂点の位置を徐々に変化させて連続的に並べています。光に対する面の角度がそれぞれ異なることによりグレーの階調が増幅し、本来の紙色と見た目の明暗関係にところどころ逆転が生じます。「NTラシャ」はグレーの色調にも豊富なラインナップがあるため、この効果を引き出すのに最適な組み合わせを見つけ出すことができました。(上浦佑太さん)
- 印刷加工
- 手作業による切り、折り、貼り
- デザイン・制作
- 上浦佑太(筑波大学上浦佑太構成研究室)
- 関連イベント
-
「第59回神奈川県美術展」1期展[平面立体]
- 会期
- 2024年9月4日│水│― 15日│日│ 10:00-17:00 ※最終日は14:00まで
- 概要
- 美術文化の発展と新人作家の育成を目的に開催する、県下最大規模の公募美術展。
※この美術展では上浦さんの最新作をご覧いただくことができます。
- 詳細
- 第59回神奈川県美術展