2024.10.17
長澤昌彦
詩集『囀る、光の粒』
グラフィックデザイナーの長澤昌彦さんに、岡田ユアンさんの第四詩集の造本についておしえていただきました。
- 用紙
- カバー・帯:ミニッツGA ホワイト 四六判Y目 130kg
表紙:ミニッツGA シトロン 四六判Y目 170kg
見返し:ミニッツGA シトロン 四六判Y目 100kg
扉:NTパイル パールホワイト 四六判 #95
- 用途
- 書籍
- 選んだ理由
- 岡田ユアンの第四詩集『囀る、光の粒』は、すでにそこに在った光の粒子が降り注いでいる。光の粒は言葉たちだ。均質で細かな菱形のエンボスを持つ「ミニッツGA ホワイト」をカバーに使い、光の粒の世界を拡張した。表紙を開くと見返しの「ミニッツGA シトロン」が、祝祭の朝のように始まりを宣誓する。扉の「NTパイル」は本という紙の集合体の中で物質感を放ち、八角形の光の残像とともに幕があく。(長澤昌彦さん)
- 印刷加工
- 並製本
カバー:オフセット特色2色印刷(蛍光色[TOKA FLASH VIVA DX 300 セレスレッド]+茶)、箔押し(金)
帯・表紙:オフセット特色1色印刷(蛍光色[TOKA FLASH VIVA DX 300 セレスレッド])
扉:オフセット特色1色印刷(白)
- デザイン
- 長澤昌彦(Mahiko)
- 書籍情報
- 『囀る、光の粒』
著者 岡田ユアン
発行 思潮社
仕様 四六判 96ページ 並製本
発売 2024年8月
定価 2,420円(税込)
ISBN 978-4-7837-4585-3
直販サイト 思潮社 書籍紹介ページ