2024.11.13

星素子

言葉アート活版作品

現代美術家(言葉アーティスト)の星素子さんに、ご用途をおしえていただきました。

用紙
ニーナコットン スノーホワイト 660×508mmY目 199.5kg
用途
活版作品
選んだ理由
言葉にするとこぼれおちてしまいそうな多様なイメージをすくいあげるように、循環する詩型をもちいた言葉アート「素ことば」(視覚詩・コンセプチュアルアート)を開発して、それを軸に探求・開拓したアート活動を長年おこなっています。素ことばは読み方や見方を限定していないため意味を決めつけることなく対面する人の経験や記憶、感受性などによって「縦・横・斜め…」と自由に想像を広げたり、思いを馳せたりしてお楽しみいただけます。

この活版作品は、12月に調布市武者小路実篤記念館で開催予定のワークショップにちなんだもので、かつて実篤が住んでいた家屋も残されていて四季折々の花が咲く自然豊かな実篤公園を見学した際に発想した素ことばの1つを活版作品として制作したものになります。活版印刷で簡素に表現することにより「余白」が生まれてよりイメージが広がり、情緒的な味わいが深まるのではないかと思っています。また、はがきサイズなので切手を貼ってお使いいただくこともできます。

そうした漢字の視覚詩を、現在ではとても貴重なものとなっている「初号」の活字で刷る紙として、今回は活版との相性に定評がある「ニーナコットン」を選んでみました。「スノーホワイト」と名づけられた余白に雪のような明るさを醸す紙の色味にも心惹かれています。実際にお手元でご覧いただける機会がありましたら幸いです。(星素子さん)
印刷加工
活版印刷
デザイン・制作・写真
星素子(SunFaceJapan.)
関連イベント

ワークショップ「言葉アート素(もと)ことばで実篤の世界を表してみよう!」

会期
2024年12月7日│土│ 14:00-16:00
会場
調布市武者小路実篤記念館、実篤公園
東京都調布市若葉町1-8-30 map
概要
星素子氏を講師に迎え、実篤のイメージを4つの漢字で表して色紙作品を作るワークショップ。

講師:星素子
主催:一般財団法人調布市武者小路実篤記念館
定員:15名
対象:小学生以上(親子参加、大人のみも歓迎)
参加費:330円 ※要申込み、応募者多数の場合抽選。
詳細
イベント詳細情報ページ

関連キーワード

シェアする

当社では、当ウェブサイト(takeopaper.com)を快適にご利用いただくため、また、当サイトがどのように活用されているかを当社で詳しく把握するためにCookieを使用しています。「同意する」ボタンを押していただくか、引き続き当サイトをご利用いただいた場合、上記の条件に同意いただいたものと見なします。Cookieの取り扱いについては、「お客様の個人情報のお取り扱いについて」にも記載されていますのでご参照ください。