トップ > ピックアップ一覧 > シーズンペーパー vol.1|2010年12月3日公開
クリスマスツリーにイルミネーション、ショーウインドウのディスプレイ。
わくわくと心が弾むクリスマスの季節となりました。
クリスマスの楽しみのひとつであるプレゼントは、貰うのはもちろん、贈る喜びも大きいものです。
大切な人に喜んで欲しい。そんな気持ちのこもったプレゼントのラッピングに、ファインペーパーはいかがでしょうか。
ファインペーパーのもつ豊かな質感と色合いが、プレゼントをより魅力的に演出します。
今回は、クリスマスのキラキラと輝く華やかな雰囲気にぴったりな、「カラペラピス」を使ったラッピングをご紹介します。
大人っぽい上品な輝きを持っているので、さらっとただ包むだけでも高級感あるギフトの雰囲気を出せますが、
紙にプリーツ(ひだ)を入れてより華やかに、オーナメントとして飾っておきたくなるようなラッピングに仕上げます。
カラペラピス(マラカイト、ゴールド、カッパー、アズライト)
■材料と道具
・カラペラピス
・サテンリボン (お好みでオーガンジーやレースリボンでも)
・両面テープ
・テープ
・カッターナイフ (はさみ)
・定規
・筆記用具
紙の準備
1.紙の大きさを決める
キャラメル包みに必要な長さにプリーツを入れるための長さを考慮して、紙の大きさを決めます。
縦:箱の縦の長さ+箱の側面の高さの2/3×2(両側面分)
横:箱の一周分の長さ+プリーツを寄せる部分の長さ+2~3cm(糊しろ分)
今回は1辺8cmの箱を包みました。
縦:8cm+5cm×2=18cm
横:32cm+20cm+2cm=54cm
包むものの大きさに合わせた紙をご用意ください。
2.紙にプリーツを寄せるための折り線を引く
プリーツが箱の天面部分に入るように調節して折っていきます。
プリーツの幅はフリーハンドで自由に入れていっても良いですが、慣れないうちは紙の裏側に折り線を引いておくと綺麗に仕上がります。
線の上を、芯を出さない状態のシャープペンシルの先など鋭利なものでなぞっておくと、さらに折りやすくなります。
プリーツの寄せ方は、今回は一方向ではなく中央から外側に向けて均一になるようにしました。
箱の大きさなどに合わせたアレンジも楽しめます。
3.紙を折ってプリーツを寄せ、固定する
予め引いておいた線をガイドに、山折り谷折りをしてプリーツを寄せます。
箱を包む時に紙を引っ張りますので、寄せたプリーツが崩れないように、ひだとひだの間を両面テープで固定します。
プリーツを全て寄せたら、セロテープで留めます。
これで紙の準備が完了です。
包む(キャラメル包み)
1.周囲をくるむ
紙の裏を上にして、右端に両面テープを貼って糊しろ部分を準備します。
プリーツを寄せた中央部分に、箱の天面を下にして置きます。
位置が決まったら、紙の左右を箱の上部で重ねて貼り合せます。
紙がいたまないように気をつけ、すこし引っ張りながら貼り合わせるときれいに包めます。
2.側面を折る(1)
側面の両側を箱に沿って折ります。
上部と下部は自然に三角形になります。
下部のプリーツ部分は一緒に三角形に折らずに、そのまま残しておきます。
3.側面を折る(2)
三角形部分に予め両面テープを貼っておきます。上部を箱に沿って折り固定します。次に下部分も箱に沿って折ります。
逆側の側面も同じように折り、キャラメル包みが完成です。
リボンを結ぶ
1.リボン結び(基本)
今回は「カラペラピス」の光沢に合わせて、上品なサテンのリボンを選びました。
箱の角を利用してリボンを結び、上下に引っ張ります。箱の角を利用するとたるまずに結べます。
まず、下のリボンで右上に向かって輪を作ります。
次に、上のリボンで中心を下に向かって1周巻き、巻いてできた輪の中をくぐらせるようにリボンを引っ張り出すと、リボン結びの形になります。
できた両方の輪をぎゅっとしばって形を整え、リボンを中央に移動すれば完成です。
2.リボン結び(応用)
基本のリボン結びができれば、リボンの種類や色を変えたり、複数のリボンを重ねたり、自由にアレンジを楽しめます。
細いリボンを何本もまとめてリボン結びをすると水引のような印象に。リボンの端の長さを左右で変えるのもさまになります。
太めのリボンに細いリボンを重ねると、オリジナルな配色のリボンになり、包装紙との色あわせをより楽しむことができます。
3.二重リボン
先にリボン部分を作って、留める簡単な方法です。
リボンの端に両面テープを付けて輪を二つ作ります。
輪を重ねて中央部分をホチキスで固定し、その上から両面テープを貼ったリボンの帯で巻きます。これでリボン部分は完成です。
次にリボンを箱に巻いて、つなぎ目を隠すように先に作っておいたリボンを両面テープで貼り付け完成です。
今回ご紹介したファインペーパー