2023.08.30
歌集『ゆふさり』
仁井谷伴子
デザイナーの仁井谷伴子さんに、澄田広枝さんの歌集の装幀についておしえていただきました。
使用用紙
カバー
い織り 黒 四六判Y目 130kg
表紙
サガンGA ミディアムグレー 四六判Y目 100kg
扉
テーラー 白 四六判Y目 68.5kg
用途
書籍・カタログ
選んだ理由
タイトルの『ゆふさり』は夕方の意味だそうです。著者の第二歌集。
カバーデザインは著者のご希望で、黒か紺の背景にタンポポの絵を入れることでした。最初の案ではカバーを白い紙にして、全面を黒で刷り、絵柄は白抜き、文字は箔押しで考えていましたが、紙をめくると裏側が白であることに物足りなさを感じ、いっそ印刷はやめて、黒の紙に箔押しだけで表現しようと考えをあらためました。
草がぎっしりと絡まりあっているかのようなエンボスを持つ紙なら箔が際立つはずと、「い織り」を選びました。「い織り」の黒にタンポポの線画をホログラム箔で押すと、針金細工のような硬質な綿毛に仕上がりました。書名は箔の種類を変え、やわらかく光るシルキーシャンパンを使用しています。本を傾けると、それぞれの箔で光り方が違います。
表紙はカバー紙に合う質感の「サガンGA」。本扉は以前から惹かれていながら使う機会がなかった、布のような紙の「テーラー」にしました。(仁井谷伴子さん)
カバーデザインは著者のご希望で、黒か紺の背景にタンポポの絵を入れることでした。最初の案ではカバーを白い紙にして、全面を黒で刷り、絵柄は白抜き、文字は箔押しで考えていましたが、紙をめくると裏側が白であることに物足りなさを感じ、いっそ印刷はやめて、黒の紙に箔押しだけで表現しようと考えをあらためました。
草がぎっしりと絡まりあっているかのようなエンボスを持つ紙なら箔が際立つはずと、「い織り」を選びました。「い織り」の黒にタンポポの線画をホログラム箔で押すと、針金細工のような硬質な綿毛に仕上がりました。書名は箔の種類を変え、やわらかく光るシルキーシャンパンを使用しています。本を傾けると、それぞれの箔で光り方が違います。
表紙はカバー紙に合う質感の「サガンGA」。本扉は以前から惹かれていながら使う機会がなかった、布のような紙の「テーラー」にしました。(仁井谷伴子さん)
印刷加工
カバー
箔押し(タンポポ:村田金箔 HK034 ホログラムホイル、書名他:村田金箔 シルキーシャンパン)
表紙・扉
オフセット特色1色印刷
デザイン
書籍情報
歌集『ゆふさり』
著者
澄田広枝
装画
澄田芳
題字
中林祥江
発行
青磁社
仕様
四六判 上製本 196ページ
発売
2023年1月17日
定価
2,400円+税
ISBN
978-4-86198-553-9 C0092
販売サイト
青磁社