2025.07.02

書籍『紫式部が愛した紙 藤原道長と「椙原庄紙」』
山田和寛(株式会社nipponia)

装丁家の山田和寛さんに、1300年の歴史を誇る和紙「椙原庄紙(すぎはらしょうし)」と紫式部の接点を探る書籍の造本についておしえていただきました。
使用用紙

カバー
い織り 極・紫 四六判Y目 130kg

見返し
ブンペル クラフト 四六判Y目 95kg

用途
書籍・カタログ
選んだ理由
平安時代に藤原摂関家が重用し、鎌倉時代には幕府が公用紙として用いた兵庫県多可町産の名紙「椙原庄紙(すぎはらしょうし)/杉原紙(すぎはらがみ)」と紫式部との接点を探り、「手漉き和紙」の歴史と魅力に迫る本書。紙についての本なので、可能であれば本物の和紙を使用したいと考えるのが常道ですが、手漉きのため実際は装丁に使用することは難しい。かといって似たような和紙風の用紙では椙原庄紙と混同されてしまう可能性もあるので、和紙ではないが、日本風の気品を感じさせる用紙を選ぼうと思い、「い織り」を選択しました。当初白地に金インキで印刷するという案も提案したのですが、先方から色を使用したいとの要請もあり、それならば印刷よりも用紙の色をそのまま活かした方がきれいだろうということで、高貴な者を想起させる「極・紫」を選び、LR輝ゴールドという光輝性に優れた金のインキでタイトルを刷りました。結果、造本の仕様は極めてシンプルな並製本ながらも非常に格調高い装丁が完成しました。(山田和寛さん)
印刷加工

並製本

カバー
オフセット特色3色印刷(LR輝ゴールド、白、スミ)

書籍情報

『紫式部が愛した紙 藤原道長と「椙原庄紙」』

著者
戸田善規

発行
スタブロブックス

仕様
四六変形判 172ページ 並製本

発売
2024年7月27日

定価
1,980円(税込)

ISBN
978-4-910371-06-1

販売サイト
スタブロブックス・オンラインストア

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