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2023年09月08日
「あの紙、この紙」野田和浩さん掲載
ブックデザイナー 野田和浩さんに、『つくる人になるために』(灯光舎)の装幀についてお聞きしました。建築家 光嶋裕介さん・思想家 青木真兵さんの往復書簡をまとめた一冊です。封筒を模したカバーには、温かみのある手触り感から、回収コットン50%配合の《サーキュラーコットンペーパー》が選ばれました。封蝋のようなシール付きです。本文は《マガジンテキスト》、表紙は《GAクラフトボード-FS》と、ナチュラルな色味と風合いの紙で統一されています。
サーキュラーコットンペーパー
ベッドリネンなどの布製品を回収し、そのコットン繊維を配合した紙です。
産業のなかで廃棄されてしまう素材を、紙の原料として再利用しています。
回収コットン配合のやわらかな手触りと、ナチュラルな色味が特徴です。
※廃棄原料を循環させるというコンセプトで製造しています。
製造ロットにより使用する回収原料が異なる場合があります。
また回収原料に対して、脱色などの後加工を行っておりません。
そのため、製造ロットにより色や風合いの差が生じます。
GAクラフトボード-FS ムーンストーン
ナチュラルな色合いと古紙由来の細かなチリがつくる表情が特徴の厚紙。
パッケージ、書籍の並製表紙、カード等に適した連量展開と、クラフト紙の素朴な風合いが魅力です。
適切に管理された古紙パルプを100%使用したFSC®リサイクル認証紙です。
マガジンテキスト
竹尾のプライベート・ブランドです。
どこか懐かしさを感じる古紙100%の色更紙。