額装家沖津真美さんとイラストレーター佐藤梓さんのユニットEPIC HOUSEの額装作品『昨夜のM邸』についてお聞きしました。ジークレー印刷（インクジェット方式のデジタル印刷）で制作する原画には、発色の良さを重視しインクジェット専用紙《DEEP PV　モデラトーン》を採用。にじみも少なくシャープな表現となりました。額装部分には、アクリルを通しても伝わる質感の《タント》、透け感のあるエンボスペーパーの《タントセレクト TS-6》で窓から漏れる光を表現されています。

DEEP PVD1　モデラトーン

質感豊かな紙に鮮明な表現を可能にする、ファインアート向けインクジェット専用紙。細目の画材用紙のような穏やかなテクスチャーです。染料・顔料インク対応。片面出力。大判出力用の《DEEP PVD1》と、A3ノビ・A4サイズでご用意しているパッケージ品《DEEP PV》がございます。

タント

イタリア語のtanto（たくさん）から名付けられた、全200色ものカラーラインナップのファインペーパー。エンボスがさりげない質感を生みます。

タントセレクト　TS-6 

特殊なエンボス技術により独特の表情と触感を持つタントセレクトシリーズ。TS-6は梨地のような両面エンボスパターンによる柔らかな透け感と触感が特徴です。