紙をめぐる話|紙の生まれる風景 No.1
静岡県三島
柿田川湧水(群)
2009.04.01
初出:PAPER'S No.32 2009春号
2009.04.01
初出:PAPER'S No.32 2009春号

紙にとって水は命の源である。
竹尾のファインペーパーの約65%*は、
富士山麓でつくられている。
紙づくりには大量の水が必要だが、
とくにファインペーパーの産地がこの富士の裾野に
集中しているのには訳がある。
ここには「きれいな水」が潤沢にあるからだ。
地中にたまった富士の雪解け水が
こんこんと湧き出る源泉から流れ出る柿田川は、
長良川、四万十川と並ぶ日本の三大清流のひとつ。
東洋一といわれる豊富な水量を保つ
柿田川の水源は、
一年を通じて水温15度を保ち、
冬も凍結しない。
湧き水は混入物が少なく、水が澄んでいる。
冷たい水でなければ、
繊維の引き締まった紙はつくれない。
一定の水温であれば、
安定した紙づくりが可能となる。
水こそ紙の真髄。水こそ紙づくりの原点である。

*ミニサンプル収録品

当社では、当ウェブサイト(takeopaper.com)を快適にご利用いただくため、また、当サイトがどのように活用されているかを当社で詳しく把握するためにCookieを使用しています。「同意する」ボタンを押していただくか、引き続き当サイトをご利用いただいた場合、上記の条件に同意いただいたものと見なします。Cookieの取り扱いについては、「お客様の個人情報の取り扱いについて」にも記載されていますのでご参照ください。